仮面ライダーについて(クウガ)

まさにこれを書きたかったからブログをした

かったてのはある。

 

幼い頃の写真とかホームビデオに写ってる僕はだいたい変身ベルトをつけて武器を持っている。

 

昔から仮面ライダーが好きだった。その中でも断トツでクウガが好きだった。中学高校に入ってからも何回か通して見た。

 

クウガが他の仮面ライダーと大きく違うところは、作中にライダーが1人しか出てこないところ。あとアクションシーンが少なくてヒューマンドラマ的な要素がとても強いところ。

 

まず、主人公の五代雄介という人間像が、ヒーローとは思えないほど毎回苦悩するし、正義のためといっても殴ったり蹴ったりで相手を倒すことに疑問を感じている。クウガは他の作品と比べてもかなりグロテスクめな表現が多い(大量虐殺の話とか血がたくさんでたり)から、五代雄介の性格でバランスが取れている感じがする。今のテレビではたぶんできないような描写が多いけれど、話に厚みが出て普通にドラマとして面白い。五代雄介のセリフはめちゃめちゃ深くて心に刺さる。

 

僕の好きな回が、サイ型の怪人と戦う回で、本来のライダーキックでは怪人にとどめをさせず、跳ね返されてしまい、ヒーローらしからぬ自主トレを開始する回。木に永遠とキックを人間の状態でかまし続け、強化ライダーキックを生み出す。結果怪人に勝利。(こんなんで強化するかって感じもする

 

 

あとライダーのデザインがとても洗練されている。4つのタイプに超変身し、さらにライジングフォーム、アメイジングマイティフォーム、アルティメットフォームへとパワーアップするのだが、どの形態もとてもカッコよくて見飽きない。特に僕が好きなのはペガサスフォーム。非常に短時間しか返信できないものの五感が研ぎ澄まされ、ペガサスボウガンという空気砲で敵を撃ち落とす。変身して倒すまでが一瞬なのにむちゃくちゃかっこいい。

 

サブキャラも濃くてそれぞれをピックアップしたストーリーが作中で出てくる。

 

怪人に階級があって、ズ族、メ族、ゴ族など殺人ゲームをクリアすることで階級をあげることを目標とする。この怪人がまたそれぞれに面白いスキルがあり、毎回胸熱。

 

とにかく語っても語っても語りきれないほど面白いし仮面ライダーだからとかでなく普通に作品として面白いので是非見てください。オダギリジョーがまだ若いし芋すぎてオダギリジョーというお洒落な名前に対する違和感がやばい。

 

以上。